フライ・バイ

惑星の声が
ひたひた広がる
ネブラの海
あれはボイジャー
世捨て人

星屑ひいて
夜を流れた
まるで君の涙

白い光は
命のしるし
いずれは燃える
ひとのくず
あまりに遠い
その儚さ

冷たい宇宙を
やりなおすため
最果てに至る
美しい旅