この命が煌々しくあるために、或いは新しく幕開ける命のために。いや、小細工はしないさ、いつだって真正面から向かい合い、叩きつけ叩きつけられる人間でいたい。血を吹いたって気が付かないほど、自分の失敗に無頓着でありたい。いつだって格好いいことだけ言って、綺麗なことだけしていたい。アルコールと一緒に現実飲み下して反吐しながらも、砂糖漬けの優しさをずっとかじっていたい。まともな神経の人間なら鼻で笑いとばすのが当たり前の、分別のない浪漫の果て、充たされて奪われて夭折する、わたしはいつまでも夢見る文学少女で在りたかったんだ。
[My Life.]